同窓会の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
この度、前任の阪本校長の後を継ぎ、本校校長に就任いたしました青木弘泰でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本校がこれまで歩んできた歴史の中で、同窓会の皆様には多方面にわたり、物心両面から多大なるご支援を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。近年においては、本校で学ぶ意欲のある生徒への奨学金支援など、将来ある生徒たちの背中を押してくださる温かいご配慮は、本校の大きな支えとなっております。
現在の本校は、皆様が築かれた伝統を受け継ぎつつ、新たな「進学校」としての確固たる地位を築けるよう日々努力を重ねております。本校は10年後を見据えた統合ビジョンとして、「洗練された学びを通して夢に翼を」という理念を掲げました。「洗練された学び」とは、教科書にある正解をなぞるだけでなく、問いを立て、深く考え、仲間と議論し、本質に触れる、こういった学びを指しており、この学びを通して未来に向かう生徒たちの可能性を広げていきたいと思っております。そこで、本年度より新たな改革として、生徒の更なる学びの醸成を図ることを目的に、新コースを設置しスタートいたしました。
現在、進路実績においては、4年制大学進学率は70%を超えており、昨年度まで県内私立単独校(中高一貫校を除く)として4年連続で国公立大学合格者数県内1位を達成。毎年コンスタントに20名以上の国公立大学合格者を輩出し、生徒たちは高い志を持って学業に励んでおります。入学試験においては、11年連続志願者数県内第1位となっており、本校の入試制度をそのまま真似する他の私立校もでるなど、入学試験の面においても他校を一歩リードしてきました。また、県内唯一となる「21時まで校内で自学自習ができる学習システム」を構築し、放課後も切磋琢磨する光景が日常となっております。
国際教育にも近年力を入れており、オーストラリア、カナダ、中国、フィリピンの4つの高校と姉妹校提携を結び交流を深めるとともに、留学生も毎年受入、文化の違う、同じ年代の生徒と触れ合う中で、本校生徒の語学力向上のみならず国際感覚の醸成を図っています。
また、地域との連携も生徒たちの未来を育むためには大切な学習機会であると考えており、現在塩尻市との連携として「探究型キャリア教育」の発展のため、本校が中心となり、市内小・中・高・大学・企業との連携を深めていく計画が進んでおります。
部活動においては、野球・サッカー・女子バレー部といった強化部を中心に活躍が目覚ましく、本年度は、女子バレー部・サッカー部・ソフトテニス部がインターハイへ、選手権ではサッカー部は県準優勝、女子バレー部は県優勝を成し遂げ、全国大会出場を果たしています。個人競技においては、スピードスケートやボルダリングにおいて全国優勝を果たす選手が輩出されるなど、文武両道を高いレベルで実現しております。
本年度本校は70周年を迎えることとなります。私ども教職員一同、同窓会の皆様に誇りに思っていただける母校であり続けるよう、全力で教育活動に邁進する所存です。今後とも、変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
東京都市大学塩尻高等学校
校長 青木弘泰