学校長ご挨拶

同窓会の皆様方には日頃から本校の教育活動に対しまして、物心両面にわたりご理解ご支援を賜り心より感謝申し上げます。

本校は学校創立以来50有余年にわたり有為な工業人育成を通じて地域の産業振興に多大な貢献を果たしてまいりました。しかし、労働人口の減少と生産力の低下、産業構造の変化、グローバル化等様々な社会の変化に対応する観点から、また少子高齢化社会における私立高校としての永続的な発展を図る観点から、自動車科の募集停止と廃科、総合工学科の募集停止を進め、普通高校としてのさらなる発展を目指しています。

現在では、普通科高校として、特別選抜類型と文理進学類型の2つの類型を設置し、教育活動を行っています。特別選抜類型では、国公立難関私大コース、さらに今年度からは探究コースを設置し、思考力、課題解決能力等、現代社会が求めている力を養成し、国公立大学難関私大等への進路実現を図ります。文理進学類型では総合進学コース、サイエンステクノロジーコース、スポーツコースを設置し、多様な生徒一人ひとりの希望に対応します。

また平成26年8月には、360席の移動観覧席を備える講堂、天井高12~15メートルの高さを持ち膜構造の屋根をかけたアリーナ、自習スペースや個別指導ブースを配置した学習支援センターを有する教室棟を新設いたしました。今まで以上に生徒一人ひとりが学びに打ち込める、安心安全な学習環境が整備されました。

おかげさまをもちまして、本校の志願者数は増大し、平成29年度入試では長野県私立高校ではトップである2千人を超える志願者を集めることができました。この結果につきましては前任の赤羽校長の強いリーダーシップによるところ大であると承知しています。私も生徒が素晴らしい環境の中で、有意義な高校生活を送る支援を最大限にしてまいりたいと思います。

高校は、「自分は将来どんな形で社会に貢献するのか」の志を育て、自分を鍛え、次の時代を背負う人間に成長する場であります。そのために、学習、クラブ活動、ボランティア、友との交流など、いろいろなことにチャレンジさせ、生徒自身の成長につなげていきたいと考えています。学校の中心は学習です。基礎基本を大切にし、その上に確かな学力をつけさせ、生徒の進路実現の支援をしてまいります。また、クラブ活動にも力を注いでいます。生徒諸君は全国大会出場を目指し、日々努力精進をしています。学校としてもしっかりとサポートをしていきたいと考えています。

さらに、これからの教育には自分の頭で考え主体的に学ぶ姿勢が求められています。このことにつきましては本校が東京都市大グループの一員であるという強みを最大限に生かし、高校と大学連携教育を進めていく所存です。定期的に東京都市大学の教員を招き、また大学に生徒が出向き、最先端の理論、技術に触れる機会を多く設定し、生徒の興味関心を刺激し、主体的に学ぶ姿勢を養っていきたいと考えています。

本校に赴任し、学校がますます発展するというエネルギー、可能性を強く実感しています。今後とも生徒一人ひとりの夢を全力でサポートし、新しい教育のトップランナーとして長野県教育界をリードして行けるよう教職員一丸となって努力する所存であります。同窓生の皆様にも、ぜひ本校の目指す方向をご理解いただき、相変わらずのご支援をお願い申し上げ、着任のあいさつとさせていただきます。

平成29年4月

東京都市大学塩尻高等学校長